
HEWS CAシステムとHEWS IRシステムは、どのようにちがいますか?
HEWS CA(健康保険証認証)システムは、病院、診療所あるいは保険調剤薬局等を利用する患者の診療情報や処方箋情報を正しく使役に供しやすいように患者の氏名、性別、生年月日、住所と健康保険証の記号・番号等、患者本人を特定する基本情報を管理するシステムです。
HEWS CA(健康保険証認証)システムは4つのサブシステムで構成されます。診察申込票と健康保険証を自動的に読取ります。再来時に患者本人であることを診察券と健康保険証を読取り自動認証します。基本情報に変更が生じているばあい不一致を自動判断します。保険証の確認・再登録読を行い、新たに読取った患者と健康保険証の基本情報はHEWS CAの認証サーバーに時系列に保管管理します。
そのため医療扶助の申請等の時には、保険証の基本情報の迅速な検索と使役に供し得る病院診療情報処理システムの一端を補完するシステムです。
HEWS IR(地域医療支援情報伝送)システムは、地域医療の連携において医療機関相互間、あるいは保険調剤薬局等を始めとする医療関連諸施設や介護・福祉施設等と地域の医療機関との間に取り交わされる診療に必要な画像情報や診療情報、検査情報に関わる諸資料の電送、患者のADLなどに関する諸情報が連携施設と共有化するために必要な方策として多目的利用に活用できる医療情報伝送システムです。
HEWS IR―Sシステムは、HEWS IRシステムが保有する情報技術をベースに、小型化し簡単操作で、患者紹介に特化させたシステムです。
HEWS IRシステムを導入したいのですが、どのようなものの設置が必要ですか?
導入にはどのくらいの時間がかかりますか?
地域の拠点病院に、かかりつけ医登録制度が設けられていることを前提にお答えします。
まず、登録医の先生方については、登録先の拠点病院にHEWS IRシステムのサーバが設置されていれば、先生方は日常お使いのFAXやノートパソコン、または医事会計システムを導入設置されておられるところでは、そのPC端末をHEWS IR専用装置の一つとして、HEWS IRシステムと接続するだけで利用可能です。
診察・検査やMRIの予約患者の申し込みを受ける拠点病院の医療連携室に、所定のサーバを整備されることで、予約日の相談の電話による業務の煩雑から解放されます。詳しくは弊社営業マンがお答します。お尋ねください。
個人情報を取扱うのに、ネットでのやりとりなどで、キュリティ面は大丈夫なのでしょうか?
弊社では、秘密保護通信技術(HTTPS)や電送されるファイルを予め設定された特定者、すなわち、拠点病院の地域医療連携支援室を受信窓口にして、アクセスできるセキュリティ技術を採用しておりますので、心配はありません。
HEWS CAシステムは稼働していませんが、HEWS IR-Sシステムだけを導入してもその効果は発揮できますか?
勿論可能です。登録先の拠点病院にHEWS CAシステムが導入されれば、双方のシステムの連動をお勧めします。かかりつけ医からの予約申込に伴う業務の煩雑を大幅に改善することが可能です。拠点病院の当該業務は大幅に軽減されることが約束できます。
ご質問にあるようにHEWS IR-Sは、医療連携における双方向通信の診察・検査の予約申込患者の予約紹介のための情報システムです。地域の拠点病院に登録されていて、拠点病院に上記のサーバが整備されれば、FAX送信にも応え、十分に機能しその効果が期待できます。
受診予定日の予約取りは電話ですか?
従来システムと異なり、拠点病院の情報処理環境が整い了解がとれれば、その限りではありません。方法論については拠点病院とのご相談が必要です。
